南林間の整形外科、リハビリテーション科なら和田整形外科まで
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痛みの治療

痛みの治療とは

骨粗しょう症

「痛み」は、体に生じた異常を知らせる警告反応としての大切な役割を担っています。しかし、原因が明らかになった後でも続く、警告反応としての痛みは、最早有害な存在でしかありません。

痛みは長く続くと、自律神経のバランスが崩れるほか、交感神経の緊張が強くなり、随所で血液の循環が悪くなります。その結果、新たな発痛物質(痛みを引き起こす化学物質)がたくさん溜まるようになり、より強い痛みや新しい痛みが生じてきて、いわゆる“痛みの悪循環”が形成されていくのです。

このような状態になった、あるいはその傾向があるという場合は、身体的・精神的な苦痛を緩和することが優先されます。

当院では、痛みの原因となる疾患を的確に診断します。痛みの治療にあたりましては、病態に応じて、注射や薬物療法などの治療法を用います。どうしても痛みが解消されないという方は、一度ご相談ください。

痛みの治療対象となる主な疾患

腰痛、肩こり、五十肩、首の痛み、肘の痛み、膝の痛み、坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、頸椎症、脊柱管狭窄症、帯状疱疹後神経痛、頭痛、三叉神経痛、手足のしびれ、手術後の痛み など

主な痛みの治療法

トリガーポイント注射

肩や背中、腰などのトリガーポイント(押すと痛みが広がる、しこりのようになっている部分)に局所麻酔剤を注射するのがトリガーポイント注射です。

トリガーポイントは、その周辺や、少し離れた場所に関連痛(放散する痛み)を発生させることがあります。なお、トリガーポイントによる肩や背中、腰の痛みが数ヵ月続いている状態を医学用語で筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)と言います。

効果としては、痛みの除去が期待できますので、肩こりや腰痛などでお悩みの方にお勧めです。注射の際は、非常に細い針を用いるほか、刺入する深さも1センチ程度ですので、痛みは感じることはほとんどありません。

関節注射

関節注射とは、肩関節や膝関節などの関節内に注射することを言います。注入薬には、ヒアルロン酸ナトリウムとステロイド剤があります。

ヒアルロン酸ナトリウムは、関節液などに含まれる成分が含まれている液状の薬剤です。変形性膝関節症や肩関節周囲炎(五十肩)の患者さんによく用いられ、膝関節や肩関節に注入します。

注入により、関節の動きが滑らかになることで可動領域が広がるほか、関節軟骨が修復されていくことが確認されています。一般的には週1回を5週間ほど続けて、それ以降は間隔を2週間以上開けて行ったりします。

ステロイド剤は、抗炎症作用が強力で内服薬では改善しない場合などに用いられ、腱鞘炎などに高い効果がみられます。

薬物療法

薬物療法は、痛みの治療の中で最も一般的な治療法です。

局所に効いて、優れた消炎・鎮痛効果がみられるロキソニン、ボルタレンなどの消炎鎮痛薬をはじめ、ステロイド剤(内服薬)などがあります。

さらに自己が持つとされる「自然治癒力」を高め、体の状態を整える効果が期待できる漢方薬もあります。

このほか、抗不安薬、抗けいれん薬、抗不整脈薬などの鎮痛補助薬なども、病態や症状に応じて適宜組み合わせたりしながら投与し、痛みを和らげていきます。

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