南林間の整形外科、リハビリテーション科なら和田整形外科まで
大和市南林間1丁目7-9 南林間西口第3ビル2階
小田急江ノ島線「南林間」駅徒歩3分
046-276-5955

整形外科

整形外科とは

整形外科

骨や関節、筋肉や腱、神経など「運動器」と呼ばれる部位の病気や外傷による損傷(けが)を治療し、それらの機能改善を目指すのが整形外科です。

主に首~肩の痛み(肩こりなど)、腰痛、膝・股・肩など各関節の痛み、手足のしびれ、神経痛、外傷(骨折、打撲、捻挫等)などによる、体の痛みや違和感の診療を行います。同じ部位の痛みでも、その原因というのは、人によって異なります。当院では、それぞれの患者さんに合わせた診療を行いますので、まずはお気軽にご相談ください。

「地域に根ざした整形外科」として

当院は地域に根ざした整形外科として、地域にお勤め・お住まいの皆様から信頼を得られますよう、その環境づくりにスタッフ一同努めております。

診療の際は、皆様との意思疎通を大切にしながら、懇切丁寧な初期診療(プライマリ・ケア)を行います。診断や治療方針なども、ご理解いただけるまでしっかりご説明させていただきます。

なお、精密検査や手術治療が必要と判断されれば、連携先である各病院への紹介をいたします。

こんな症状はご相談ください

  • 肩や首が凝る
  • 腕が上がらない
  • 首、肩、腕、肘、手などが痛む
  • 腰、股関節、膝、足、背中などが痛む
  • 手足のしびれ
  • 手指のこわばり、引っかかり
  • 捻挫、骨折、打撲、脱臼
  • 切り傷、すり傷、などの外傷を負った など

症状別にみる整形外科領域の代表的疾患

よく見られる症状 考えられる主な疾患
首の痛み・肩のこり 頸椎症、頸椎ねんざ(寝違え、むち打ち症)、頸椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群
肩の痛み 五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、腱板損傷、石灰沈着性腱板炎
腰の痛み 腰椎捻挫、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、骨粗鬆症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症、坐骨神経痛
足・足趾の痛み 足底筋膜炎、有痛性扁平足、痛風、外反母趾
肘の痛み 上腕骨外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎
膝の痛み 変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ
手・手首の痛み 関節リウマチ、腱鞘炎、手指変形性関節症
指の痛み 突き指、デュピュイトレン拘縮、ばね指(弾発指)、ヘバーデン結節
ももの付け根の痛み 変形性股関節症、単純性股関節炎
手のしびれ 頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群
足のしびれ 腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)

変形性膝関節症とは

膝関節の軟骨が加齢や使い過ぎにより摩耗し、関節炎や変形が生じて、膝の痛みがあるほか、水が溜まるなどの症状が現れる疾患が変形性膝関節症です。膝の痛みや腫れ、動かしにくさなどは、軟骨のすり減り具合により変わってきます。主な原因は関節軟骨の老化であり、年齢とともに患者数は増加します。

初期の場合は、立ち上がり・歩き始めといった動作の開始時にのみ痛みがあり、休めば痛みが消えたり、動き始めると痛みをさほど感じなくなります。しかし、変形性膝関節症が進行すると歩行中も痛みを感じるようになり、膝関節の曲げ伸ばしにも制限を感じるようになます。さらに重度になると、安静時にも痛みがとれなくなり、膝関節の変形も目立ってきます。また、膝を伸ばして歩くといったことも困難になります。

治療について

変形性膝関節症の治療法には、「保存療法」と「手術療法」がありますが、まず第一に予防です。膝の関節のすり減りを進行させないように肥満傾向のある方は少しでも体重を減らす、もしくはこれ以上体重を増やさないように努める必要があります。さらに、太ももや膝まわりの筋肉を鍛えて膝関節を支える力を強くすることも大切です。

このほか、リハビリテーションで行う膝を温めたりする物理療法、関節の動く範囲を維持する体操なども無理のない程度で、継続して行うようにします。

保存療法ですが、痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤、湿布、塗り薬などを使用するほか、膝関節内にヒアルロン酸の注射などを打ったりして治療します。

手術療法について

このような保存療法を行っても改善効果が認められない場合は手術療法が検討されますが、手術の方法というのはひとつだけではありません。

膝の中にカメラを入れて傷んだ軟骨や半月板、骨棘(骨のとげ)を処理する関節鏡手術をはじめ、骨を切って変形を矯正し、膝の内側に掛かる負担を軽くする骨切手術、変形した膝関節の一部もしくは全部を金属で置き換える人工膝関節置換術などがあります。

患者さんごとにどの手術が薦められるかは、整形外科の専門医として各種の手術に携わってきた当院長が、膝関節の変形具合、重症度や年齢なども考慮したうえでアドバイスし、必要に応じて連携先の各病院へ紹介します。

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